[ 自動車・輸送機 ]

広島県総合技研、CFRTPをミシンで積層−材料コスト3分の1

(2017/6/19 05:00)

  • 汎用ミシンによる縫合技術を確立

【広島】広島県立総合技術研究所西部工業技術センター(広島県呉市、打田澄雄センター長、0823・74・0050)は、炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)を汎用の工業用ミシンで積層する技術を確立した。東海工業ミシン(愛知県春日井市)、タジマ工業(名古屋市東区)との共同開発。自動車部品の生産技術に応用したところ、製造コストが材料で3分の1、設備で5分の1程度に圧縮できた。CFRTPを低コストで用いたい完成車や自動車部品メーカーなどに導入を図る。

同技術はCFRTPの細幅プリプレグテープ(炭素繊維に樹脂を含浸したシート)を低コストで自動積層する。熱可塑性基材を強固に固定し、基材テープを所定の方向で適所に適量を積層。後工程のプレス成形用積層材を最終製品に近い形で作製できる。

汎用刺しゅうミシンを改良するだけで済むため、レーザー加工機導入に比べて設備投資を抑えられる。ミシンを並列に複数台設置すれば短時間での大量生産も可能。炭素のほかガラス、アラミド繊維などにも対応。今回の生産プロセス技術は国内外で特許を出願した。

(2017/6/19 05:00)

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