トヨタ、「アクア」一部改良 タイヤサイズ拡大

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トヨタ自動車は１９日、小型ハイブリッド車（ＨＶ）「アクア＝写真」を一部改良して発売したと発表した。フロントデザインの変更やタイヤサイズの拡大などが特徴。燃費もコンパクトカーの中ではトップとなる。価格は１７８万５２４０―２０８万９８００円（消費税込み）。月間１万台の販売を目指す。

２０１１年１２月に発売したアクアの一部改良は、１４年１２月以来２度目。フロントはヘッドランプやバンパーなどの意匠を変更し、デザインを一段と洗練した。ボディー剛性の向上やタイヤを大きくしたことで、操縦安定性を高めた。エンジンは排気量１５００ｃｃ。燃費はＪＣ０８モードでガソリン１リットル当たり３８・０キロメートルと従来から同１・０キロメートル伸ばした。

スポーティーな新グレード「クロスオーバー」も設定。開発責任者の粥川宏氏は「（販売台数が増え）人とは違ったアクアが欲しいという要望が増えている」と説明する。トヨタ自動車東日本岩手工場（岩手県金ケ崎町）で生産する。