サムスン、次期スマホを８月公開−「ノート７」の後継機

【ソウル＝時事】韓国サムスン電子は８月下旬、ニューヨークでのイベントで、スマートフォンの次期商品「ギャラクシーノート８」を公開する。２１日付の朝鮮日報などが報じた。２０１６年、発火問題で販売・製造中止に追い込まれた「ノート７」の後継機となる。

同紙によれば、サムスン電子は当初、９月にベルリンで開かれる欧州最大の家電展示会「ＩＦＡ２０１７」で公表する予定だったが、アップルが９月に「アイフォーン８」を公開するため、時期を前倒ししたという見方もあるという。

「ノート８」は、６・３インチの画面になる見込みで、両側を曲面状に処理するなど、１７年に発売された「ギャラクシーＳ８」シリーズで採用された技術を受け継ぐとみられている。

一方、中央日報によれば、サムスン電子は、１６年に販売が中止された「ノート７」を回収、整備し、「ノート７ＦＥ（ファントムエディション）」として販売する。発火の原因となった電池を交換するなどし、再販品として発売する。