新潟造船、欧州向け海洋支援船引き渡し

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三井造船グループの新潟造船（新潟市中央区）は、工事が難航していた欧州向け海洋支援船４隻のうち、第２船（写真）を完工し引き渡した。同案件は設計変更や不具合などで損失が発生したため、三井造船が建造を全面支援している。残り２隻も２０１７年度中に引き渡す計画だ。

新潟造船は１４年３月に、カナダ・ディーケイグループ傘下のオランダ・ＡＬＰから海洋支援船４隻を受注。その後の工程混乱に伴い、三井造船の玉野事業所（岡山県玉野市）と千葉事業所（千葉県市原市）で２隻の分担建造を決めた。

１６年に引き渡した１番船は新潟造船が、今回の２番船は三井造船の千葉事業所で建造した。