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夜空に発光ドローン300機−ハウステンボスと米インテルが夏期イベント

(2017/6/28 05:00)

  • ショーで使う専用ドローン

ハウステンボス(長崎県佐世保市、澤田秀雄社長、0956・58・0080)と米インテルは、発光する約300機の飛行ロボット(ドローン)で夜空を彩るイベント「ドローン・ライトショー」を7月22日から8月5日までハウステンボス園内で開催する。音楽に合わせ自動制御のドローンが搭載したLED(発光ダイオード)の光で夜空に文字や絵を浮かび上がらせる。花火との共演も行う。

インテルはドローン事業に注力しており、海外を中心にドローンの開発キット、送電線などの点検、飛行計画のソフトウエアを提供し、多数のドローンによるライトショーを手がけている。ライトショーは米国、ドイツ、豪州、メキシコなど多数の国で実績があり、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の王座を決めるスーパーボウルのハーフタイムショーでも演出に採用された。

今回のショーは、ハウステンボスと子会社のハピロボ(東京都港区)が演出する。インテルがショー専用のドローンをプログラムで制御。約40億通りの光の色彩で観客を楽しませる。一度に多数のドローンを飛ばして制御する技術に特徴があるという。

インテルのドローン・ライトショーの日本での実施は初となる。澤田社長は「ハウステンボスは私有地なので安全面を担保すればドローンの規制に縛られずいろいろ挑戦できる。ライトショーは素晴らしいイベントなので多くの人に体感してもらいたい」と期待を寄せている。

(2017/6/28 05:00)

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