インターステラテクノロジズの観測ロケット「ＭＯＭＯ」、２９日にも打ち上げ

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  高度１００ｋｍの打ち上げを目指す弾道飛行ロケット「モモ」

ロケット開発を手がけるインターステラテクノロジズ（北海道大樹町）は６日、観測ロケット「ＭＯＭＯ」（モモ）を２９日にも大樹町から打ち上げると発表した。観測機器や小型衛星を宇宙空間に運ぶ軌道投入用ロケットとして量産化を進めたい考え。クラウドファンディングで２７００万円を集め、打ち上げ費用に充てた。

モモは全長９・９メートル、外径は５０センチメートル。全重量は１トン。搭載重量は２０キログラム。実験機器や観測機器を積み込み、高度１００キロメートルへの打ち上げ、４分間の微小重力環境を実現する。搭載物を洋上で回収することも目指している。民間が主体で作ったロケットが宇宙に到達すれば日本初の試みとなる。