自動運転バス調査委、都内公園で自律走行実証実験を公開

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自動運転バス調査委員会（須田義大会長＝東京大学教授）は１８日、東京都港区の公園で自動運転バスによる自律走行の実証実験を公開した。円形のルートを時速７キロメートル程度で走行。バス前方に人が飛び出した際に自動で停止するデモンストレーションも行った。一般を対象に２３日まで試乗会を開き、乗客の自動運転に対する受容性などを調査する。

実験用の自動運転バス（写真）はソフトバンク傘下のＳＢドライブ（東京都港区）が提供した。仏ナビヤが設計・開発した自動運転専用の電気自動車（ＥＶ）で定員は１５人。全地球測位システム（ＧＰＳ）などにより自車位置を測定し、レーダーなどで障害物を検知しながら事前に設定したルートを自律走行する。

自動運転バス調査委員会の須田会長は「自動運転に対し不安を感じている人もいると聞く。（試乗会を通じて）乗客に受け入れられるかなどを検証し、公道実証に進みたい」と述べた。