ポルシェ、ディーゼルエンジン撤退を示唆

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  （ブルームバーグ）

【ニュルブルクリンク（ドイツ）＝ロイターＥＳ・時事】独自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）傘下の高級スポーツ車メーカー、ポルシェのオリバー・ブルーメ最高経営責任者（ＣＥＯ）は１８日、ロイター通信とのインタビューで、ディーゼルエンジンを断念するかどうか判断することを明らかにした。ドイツの自動車メーカーで公式に断念の可能性に言及したのは初めて。

ポルシェは２００９年に発売したスポーツ多目的車（ＳＵＶ）から同エンジンを採用。しかし、ＶＷの排ガス不正問題が明るみなり、継続するか検討している。ブルーノＣＥＯは「まだディーゼルエンジンを断念するか決断はしていないが、この問題については注視している」と言及した。

同社は今後１０―１５年間、電気と燃料を併用するプラグインハイブリッド車や電気自動車も売り出していく。そのなかで、ディーゼルエンジンの判断を下したい考えだ。

同社が世界で販売する車のうち、約１５％がディーゼルエンジンを搭載している。