[ 機械 ]
(2017/7/27 05:00)
【横浜】新鋭産業(横浜市金沢区、杉浦謙二社長、045・784・7881)は、アルミニウムを樹脂部品と密着接合できる特殊表面処理加工技術を開発した。カラーアルマイト加工などの加飾処理後にアルミ板の裏面に特殊液をスプレーで塗布し、その後インサート成形でアルミと樹脂部品を一体化する。特殊表面処理による一体成形のため、従来のカシメ工法などで必要な折り曲げ工数や金型が不要になる。
さらにカシメ工法に比べ防水性があり、デザイン性が高く、寸法精度も良い。海外の車載やカメラ市場に提案し、初年度に1億―2億円の売り上げを目指す。
アルミにはナイロンやポリプロピレン、ポリアセタールなど多様な樹脂部品を接合できる。また、コイル状のアルミシートを自動切断する専用カットシートラインを導入し、カットシート加工を内製化した。
(2017/7/27 05:00)
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