[ 政治・経済 ]

ビッグベン、21年まで沈黙 老朽化で大規模補修

(2017/8/16 05:00)

  • 1859年に設置された時計塔は老朽化が進む(EPA=時事)

【ロンドン=時事】「ビッグベン」の愛称で知られる英議会議事堂の大時計塔(エリザベス・タワー)の鐘の音が大規模な補修のため、21日正午(日本時間同日20時)から2021年まで沈黙する。議会が14日、発表した。

ビッグベンはロンドンを象徴する建造物の一つで、15分ごとに鐘を鳴らし、観光客にも親しまれている。今年初めから時計塔全体の改修作業が始まっていた。

1859年に設置された時計塔は高さが96メートル。老朽化が進んでおり、1983―85年や2007年にも補修のため、鐘が一時停止した。

今回の補修では、大時計を分解して部品を点検し、修理や交換を行う。補修中も重要なイベントの際は鐘が鳴らされるという。

(2017/8/16 05:00)

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