[ 科学技術・大学 ]

JAXAなど、太陽観測衛星で「日食」撮影

(2017/8/23 05:00)

  • 太陽観測衛星「ひので」がX線望遠鏡で撮影した日食の様子(JAXX/国立天文台提供)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立天文台、米航空宇宙局(NASA)は22日、太陽観測衛星「ひので」が、米国で観測された、月が太陽の前を横切って太陽の全体を隠す現象「皆既日食」の撮影画像と動画を公開した。ひのでが日本時間22日午前2時頃に米国西海岸沖の上空を飛翔中、X線望遠鏡で撮影した。

月が太陽の南西(画像の右下)から現われ、北東(画像の左上)に向けて横切る様子を捉えた。画像と動画は「ひので」のホームページで確認できる。

高度680キロメートルで飛行するひのでから見た日食は、月が太陽全体を覆う「皆既食」ではなく、一部を隠す「部分食」だった。

日食は、太陽と月と地球が一直線に並ぶときに起こる。次に日本で皆既食を見られるのは2035年9月2日で、関東北部から能登半島の地域で皆既食を、日本全国で部分食を見られるという。

(2017/8/23 05:00)

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