米アップル、アイオワにデータセンター建設−１３億７５００万ドル投資

• 

  データセンターの完成イメージ（アップル提供）

【ロイターＥＳ・時事】米アップルは米アイオワ州デモイン近郊に１３億７５００万ドルを投じてデータセンター（ＤＣ）を建設する。アップルとアイオワ州政府がこのほど発表した。

費用のうち２億７８０万ドルがアイオワ州などからの奨励金などで賄われるほか、アップルは５０人の雇用を創出することで１９６５万ドルの投資税額控除を受ける。

新たなＤＣはアップルがカリフォルニア州、ネバダ州、オレゴン州、ノースカロライナ州に持つ施設に次ぐもので、クラウドサービス「ｉＣｌｏｕｄ（アイクラウド）」、音楽配信サービス「アップルミュージック」、アプリケーション（応用ソフト）配信・販売「アップストア」などのサービスに関与する。

アップルのティム・クック最高経営責任者（ＣＥＯ）は「新たなデータセンターはアップストアの継続的な成功に向け大きな役割を果たす」とし「アップストアが成長するに従い、アップルのアイオワ州での事業も拡大すると期待している」と述べた。