ノロ検出、最短39分 東洋紡が来月キット発売 遺伝子増幅で素早く

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東洋紡は最短３９分でノロウイルスを検出できる「ノロウイルス検出キット　Ｇ１／Ｇ２　高速プローブ検出Ｑｕｉｃｋ　Ｓｔｅｐ＝写真」を開発した。同社の従来製品よりも検出時間をさらに１３分短くした。９月に発売する。消費税抜きの価格は１セット（１００回分）で９万円。他のノロウイルス検出キットと合わせて、２０１７年度に１０億円の売り上げを目指す。

新製品は短時間で特定のデオキシリボ核酸（ＤＮＡ）を選択的に増幅する手法である「ＰＣＲ法」を使ってノロウイルスを検出する。厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルで推奨する「便１グラム当たり１０の５乗個程度のノロウイルスを検出できる」検査条件を満たしている。