[ オピニオン ]

産業春秋/ドライな経営

(2017/9/13 05:00)

プロ野球の優勝争いが佳境に入ったが、今季、個人的に驚かされたのは北海道日本ハムファイターズである。昨年の日本一球団が一転、低迷したからではない。

優勝やクライマックスシリーズ進出の芽がなくなった途端、高年俸の主力選手を他球団に放出。早々に年俸の安い若手に機会を与える方針に切り替えた。米国の大リーグではよくある光景で、日本もドライな球団経営になってきたのかと考えさせられた。

新球場構想にも驚いた。米国のボールパーク構想をお手本に、キャンプ場や物販・飲食店街、草野球グラウンドまで盛り込むらしい。家族連れで気軽に足を運べる新しい空間を目指すそうだ。

巨額の建設費が必要で、資金回収となるとさらに数十年単位の期間がかかるだろう。それでも多額の使用料が負担になっている今の球場を使う赤字体質から脱却できる。球団経営の持続的成長を目指す中長期構想と言える。

一般企業に置き換えると、短期で業績が上がらない場合、若手登用や新陳代謝は欠かせない。時にはドライな判断も必要。中長期では会社の魅力や競争力を高めるため、理想を掲げることも大事だ。日本ハムに倣い、数年後を見据えたチーム作りを進めてみてはいかが。

(2017/9/13 05:00)

オピニオンのニュース一覧

おすすめコンテンツ

今日からモノ知りシリーズ 
トコトンやさしい宇宙線と素粒子の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい宇宙線と素粒子の本

技術士第二次試験「上下水道部門」対策<論文事例>&重要キーワード
第4版

技術士第二次試験「上下水道部門」対策<論文事例>&重要キーワード 第4版

平成30年度版 技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選

平成30年度版 技術士第二次試験「建設部門」択一式問題150選

平成30年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>択一対策キーワード 

平成30年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>択一対策キーワード 

平成30年度版 技術士第二次試験「建設部門」必須科目択一試験過去問題<解答と解説>

平成30年度版 技術士第二次試験「建設部門」必須科目択一試験過去問題<解答と解説>

技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト<技術体系と傾向対策>

技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト<技術体系と傾向対策>

PR

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

↓もっと見る

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

専門誌・海外ニュースヘッドライン

専門誌

↓もっと見る

海外ニュース

↓もっと見る

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン