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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/9/19 05:00)
経済産業省と環境省は、再生プラスチックを使った自動車を環境配慮車に認定し、購入時のリサイクル料金を全額免除する制度を創設する。自動車リサイクルを高度化し、最終処分量の低減につなげる。認定基準は10月以降に始める実証の結果などをみて決める。運用時期は未定だが早くて2022年ごろになる見通し。購入者負担軽減の利点は大きく、自動車各社の開発にも影響しそうだ。
19日の両省合同審議会で骨子案を示す。通常、車の購入時に廃車時の処理などにかかる費用をリサイクル料として払う。検討中の新制度は環境配慮車に限りこれを全額免除する方向だ。
対象は再生プラスチックを部品に利用した車種。どのくらい再プラを利用しているかなど、認定基準は今後詰める。制度開始時はあらゆる再プラを対象にしつつ、第2期で使用済み自動車から出る再プラに絞り、高度なリサイクルを実現する。
車の解体後に残る廃棄物であるシュレッダーダスト(...
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(2017/9/19 05:00)
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