[ エレクトロニクス ]

東芝映像ソリューション、スマートスピーカー参入 北米で12月発売

(2017/9/26 05:00)

  • 東芝映像ソリューションの北米向けスマートスピーカー「TH−GW10」

東芝映像ソリューション(川崎市川崎区、村沢圧司社長、044・331・7330)は25日、スマートスピーカー市場に参入すると発表した。まずは12月に北米向け製品「TH―GW10」を発売する。音声認識や対話による音楽・ニュースの検索、家電の操作などができる。また、スマートキーなど家庭用センサーと連携した防犯システムなどとして使うことも可能だ。日本向け製品の開発も進め、2018年中の発売を目指す。

TH―GW10はスマートフォンと音声で操作する。スピーカーやカメラなどを搭載しており、話しかけることで好みの音楽やニュースなどを検索し再生するほか、家の中の様子を撮影して遠隔地から見られる。

スマートキーや温湿度、二酸化炭素(CO2)といった各種家庭用センサーと連携し、防犯やヘルスケア、消費電力管理などにも利用できる。

音声認識機能はクラウド側では米アマゾン・ドット・コムの「アレクサ」を、端末側では東芝の音声認識技術「リカイアス」を活用している。価格は200―300ドルを想定する。現地代理店を経由して展開し、すでに北米の大手家電量販店とも、販売に向けた交渉を進めているとしている。

同日、会見した石橋泰博ソリューション技師長は「単なるスマートスピーカーではなく、ホームIoT(モノのインターネット)端末として、新しい価値を提供したい」と意気込んだ。

(2017/9/26 05:00)

電機・電子部品・情報・通信1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン