[ 新製品 ]
(2017/10/5 05:00)
ヤマハ発動機は欧州で人気のロードスポーツバイク「XSR700=写真」を11月6日に日本市場に投入する。昔風のスタイルと先進技術を融合した“ネオレトロ”と呼ばれる流行スタイルで若者ユーザーの開拓を狙う。価格は89万9640円(消費税込み)。本社工場(静岡県磐田市)で生産し、年販1500台を見込む。排気量688cc水冷4ストローク直列2気筒エンジンを搭載。実用域で使用頻度の高い回転域でのバランスを主眼に開発した。デザインは水平基調のボディーラインに多彩なアルミパーツを盛り込んだ。
国内の小型2輪市場において、同社の製品では「XSR900」と「MT―07」が販売台数の首位と2位。バイクユーザーの平均年齢が50歳を超える中、XSR900は20―30代が約40%を占める。XSR700の投入でさらに若者層を広げる考え。またXSR700はMT―07とエンジンなどプラットフォームを共通化している。
(2017/10/5 05:00)