重慶の工作機械展、開催目前で中止 日工会、日系15社に返金対応

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  １５年に北京で開かれた国際展

中国工作機械工業会と米国製造技術工業協会が１１月中旬に中国内陸部の重慶市で予定していた工作機械展「中国重慶国際工作機械展覧会」が中止になった。

内陸部初の工作機械の大型展として注目されていたが、重慶市の公的会合が１０月に同じ会場で開かれる都合で他の展示会が１カ月順延になり、同展は会場の使用ができずに見送りになった。日本からは１５社が出展予定だった。

同展は１１月１３―１６日に、米中団体初の共催展として開かれ、約５万人の来場を見込んでいた。日本工作機械工業会（日工会）が、初めて日本の出展窓口を務めた。

日工会は日本の１５社から受け取った出展料を月内に全額返金する方針とし、補償金の支払いについては米国の団体から「努力する」との回答があったという。