[ 政治・経済 ]

待機児童対策、3000億円負担を前向きに対応−同友会代表幹事

(2017/10/31 05:00)

経済同友会の小林喜光代表幹事は30日、都内で開かれた講演会で、安倍晋三首相が幼児教育無償化や待機児童対策のため、経済界に3000億円の負担を求めていることに言及し「前向きに捉え対応すべきだ」と理解を示した。安倍首相は2019年10月の消費増税による税収の使途変更によっても足らない財源をこれで賄う考えだ。小林代表幹事は「今の企業のもうけの状況では十分対応できる」と述べた。

一方で、企業の内部留保の蓄積を投資への消極姿勢とみなす昨今の風潮については苦言を呈した。一例として、日本の対外資産が1000兆円に迫る勢いで増加している点に触れ「日本企業が海外でのM&A(合併・買収)など投資を積極化している」と強調。グローバル化に対応するための企業の積極姿勢が内部留保に表れているとの認識を示した。内部留保への課税議論以前に「こうしたことをきちんと考察すべきだ」と述べた。

(2017/10/31 05:00)

総合3のニュース一覧

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン