【電子版】ソフトバンク、米CATVチャーターと合併交渉か 孫社長が再びアプローチ

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  スプリントとの合併もしくは買収について協議していると思われる（ブルームバーグ）

　【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・ポスト（電子版）は1日、ソフトバンクグループが米CATV2位チャーター・コミュニケーションズと合併をめぐり協議していると報じた。ソフトバンクは子会社の米携帯電話4位スプリントと、ドイツテレコム傘下の同3位TモバイルUSとの経営統合を断念したばかりで、別の選択肢を探っているもようだ。

　同紙によると、双方の首脳が交渉中だが、進展した段階にはないとみられる。ある関係者は同紙に対し「チャーター側はソフトバンクの孫正義社長から再びアプローチを受けた」と話した。

　米メディアは7月にも、スプリントがチャーターに合併を提案したと報道。同社が「関心がない」と表明すると、ソフトバンク自ら買収に乗り出すとも報じられた。その後、スプリントとTモバイルの統合交渉が進展したが、条件で折り合えず、最終段階で頓挫していた。