ファイルいい話／三矢研究所、ラジコンカー「ヨタハチ」

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  ４分の１サイズのラジコンカーが好調

三矢研究所（川崎市麻生区、古澤利夫社長、０４４・９８８・２０８８）のラジコンカー「トヨタスポーツ８００（通称ヨタハチ）」が広がりを見せている。大きさは実物の４分の１で大型。価格は３８万円（消費税抜き）。３月に発売し、年間５０台の販売を目指す。

全長約８９０ミリ×幅約４８０ミリ×高さ約２６０ミリメートル。重量は１２・２キログラム。４ストロークのガソリンエンジンを搭載して、最高速度は時速５０キロメートル。ボディーは繊維強化プラスチック素材でトヨタ自動車監修のもと、パーツ一つひとつをクレーモデル（粘土模型）からおこしている。

同社は警備用の電子機械をＯＥＭ（相手先ブランド）で設計・製造する。総務部総務課の田中万隆課長は「壁に張り付くセキュリティー機器からラジコン設計のノウハウを生かし、今後は警備用ロボットも手がけていきたい」と意気込む。