[ ロボット ]

「アマゾンエコー」日本上陸 AIスピーカー商戦過熱

(2017/11/9 05:00)

  • アマゾンエコーを発表したアマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長(中央)ら

アマゾンジャパン(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長、03・6367・4000)は8日、人工知能(AI)を搭載したスピーカー「アマゾンエコー」の販売を13日以降に始めると発表した。話しかけるだけで音楽を再生したりニュースを読み上げたりする。AIスピーカーをめぐっては米グーグルやLINEが発売済み。AIスピーカーの先駆者である「アマゾンエコー」の日本参入により、AIスピーカー商戦は一層過熱しそうだ。

アマゾンエコーは対話型AI「アレクサ」を搭載している。ニュースなどを読み上げるほか、家庭内の機器を音声で操作できる。また、外部の企業がアレクサで操作できるサービスを作成するツールを提供しており、タクシーの配車など250件以上の外部サービスが使える。サービスは順次追加する。価格は1万1980円(消費税込み)。AIスピーカー製品としては小型の「エコー・ドット」や家庭内機器との接続が簡単な「エコー・プラス」も発売する。

8日都内で会見した米アマゾン・ドット・コムアレクサ担当のトム・テイラーシニアバイスプレジデントは「(競合のAIスピーカーに比べて)価格など顧客需要を捉えた素晴らしい製品」と強調した。

アマゾンエコーはグーグルなどに先行する形で2014年に米国で発売した。すでに1000万台以上を販売したとされ、AIスピーカーの代名詞になっている。

一方の日本市場ではグーグルは「グーグルホーム」、LINEは「ウェーブ」というAIスピーカーを先行販売している。

(2017/11/9 05:00)

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