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[ 科学技術・大学 ]
(2017/11/22 05:00)
【名古屋】豊橋技術科学大学情報・知能工学系の中内茂樹教授らは、皮膚での紫外線(UV)防止効果の新たな評価手法を開発した。日焼け止め化粧品であるサンスクリーン剤の使用時に、UVを照射した際のUV反射光画像を解析。日常では汗よりも摩擦の方が紫外線防止効果を低下させる場合があるのを可視化した。
花王スキンケア研究所との共同研究。UVカメラで反射した反射光を画像で検出、どの程度UVが吸収されたかを計測する技術を確立した。反射光像からサンスクリーン剤のUV透過率を算出、波長ごとの影響度の掛け合わせなどで正確にUV防止効果を評価できるようにした。
経時変化では防止効果の低下が均一ではないことが分かった。いすにもたれる程度でも防止効果が顕著に低下、効果持続には耐摩擦性が重要だとした。
(2017/11/22 05:00)
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