サッポロ、「極ＺＥＲＯ」ブランドで第三のビール

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サッポロビールは３０日、「極ＺＥＲＯ」ブランドで第三のビール新商品「サッポロ　極ＺＥＲＯ　爽快ゼロ＝写真」を２０１８年１月３０日に発売すると発表した。１３年にも同名で第三のビールを発売し、販売を伸ばしたものの国税当局から「第三のビールではないのでは」と指摘を受け、販売を中止。高価格の発泡酒へ、くら替えを余儀なくされた。第三のビールでの新商品は極ＺＥＲＯブランドの再挑戦と言えそうだ。

販売計画は１８年内に２５０万ケース（１ケースは大瓶２０本換算）。旧極ＺＥＲＯは１４年に約５５０万ケースを販売した。糖質、プリン体、人工甘味料を含まない“三つのゼロ”と業界最小レベルの低カロリーが特徴。アルコール分は２・５％。酒税法の関係で第三のビールは発泡酒より価格が３５０ミリリットル缶で約２０円安い。

新商品名に極ＺＥＲＯを冠した理由で同社は「三つのゼロという機能性が客に浸透しており、価値を訴えやすい」とする。