中部国際空港、「７８７」初号機を搬入 来夏開業の複合商業施設に展示

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中部国際空港は１７日、２０１８年夏開業に向け建設中の複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」に展示する米ボーイングの中大型機「７８７」初号機の搬入作業を実施した（写真）。空港の制限エリアから約９００メートル離れた同施設まで、専用けん引車で移動させた。

７８７級の航空機が制限エリア外に出て道路を横断するのは日本初。３５００人が一時駐機した初号機を間近で眺めた。友添雅直中部国際空港社長は「機体の保守や展示方法など助言をいただいた」とボーイングへの謝意を表し、ボーイングジャパン（東京都千代田区）のブレット・ゲリー社長は「初号機が新たな歴史を迎えることを光栄に思う」と述べた。（名古屋）