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[ 科学技術・大学 ]
(2017/12/29 05:00)
ブリヂストンはゴム製の人工筋肉で動作をアシストしたり負荷を与えたりする歩行トレーニング装置を東京医科歯科大学の川嶋健嗣教授と共同開発する。高齢者層の健康増進を目的とした体力向上トレーニングに活用することが目的。2018年に同社グループのスポーツ施設「ブリヂストンスポーツアリーナ」などで実証実験を始める。実用化の時期は未定という。
本装置はブリヂストン製の人工筋肉と川嶋教授が開発したシステム制御技術で構成し、ユーザーの足に装着して使う。人工筋肉は、ゴムチューブの周りを筒状に組み上げた繊維で補強するマッキベン型と呼ばれる構造を採用。内部の空圧を変えてチューブを伸縮させて歩行を支援する。空圧の制御次第で負荷も与えられる。
ブリヂストンは3月に新CSR体系を制定し、人々の生活を支えることを重点領域の一つとした。
葉梨新一執行役員は「保有技術を生かして生活支援を成し遂げたい」とした。実証実験では、空気圧縮機の小型化など実用化に向けた課題の解決に取り組む。
(2017/12/29 05:00)
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