ＡＩ×ＩｏＴの新潮流／ＡＰＩ連携が生む近未来へ

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■イノベーションの源泉

デジタル革新で産業が変わり、社会も変わる。２０１８年はその幕開けの年になる。カギとなるのは「人工知能（ＡＩ）×ＩｏＴ（モノのインターネット）」の新潮流。膨大なデータを第３の経営資源として活用し、新たな収益源にできるかどうかが問われている。トリガーとして注目されるのは、応用プログラムインターフェース（ＡＰＩ）を使って社内外のデータをつなぎ合わせ、新たな商流を生み出す「ＡＰＩエコノミー（経済圏）」だ。各産業で巻き起こるＡＰＩエコノミーのうねりを探る。（編集委員・斎藤実、松沢紗枝）

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  日本でも利用が進むウーバー

【フィンテックが飛躍】

ＡＰＩとはアプリケーション（応用ソフト）同士をつなぐ規約や仕組みを指す。それ自体は目新しいものではないが、ＩｏＴやスマートフォンの普及を背景にウェブ上でのＡＰＩ連携が加速している。全世界では２...