ボンバルディア、昨年のジェット旅客機「Ｃシリーズ」引き渡し数１７機

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  （提供：ボンバルディア）

【モントリオール（カナダ）＝ロイターＥＳ・時事】カナダの重工業大手ボンバルディアの広報担当者は３日、同社のジェット旅客機「Ｃシリーズ」（座席数１１０―１３０）の２０１７年の引き渡し数が１７機だったと明らかにした。エンジン供給の遅れが響き、同社の最新の目標（２０―２２機）を下回ったものの、１８年は目標（４０機）の達成に自信を示した。１７年の引き渡しの詳細は２月の決算発表時に明らかにされる見込み。

同社は１７年１１月、米プラット・アンド・ホイットニー（Ｐ＆Ｗ）からのエンジン供給の遅れを理由に、１７年のＣシリーズの引き渡し数見通しを３０機から下方修正した。

Ｐ＆Ｗは１０月に、一部顧客からのギヤードターボファンエンジン（ＧＴＦエンジン）のトラブル報告を受けて、耐久性を向上させるためにこのエンジンの生産を遅らせたことを明らかにした。