[ 自動車・輸送機 ]

【電子版】1000馬力HVツインターボ トヨタがスポーツコンセプト発表

(2018/1/12 13:00)

「GR Super Sport Concept」は2.4V6直噴ツインターボ付きエンジンにトヨタのレース向けHVシステムを搭載している(ブルームバーグ)「GR Super Sport Concept」は2.4V6直噴ツインターボエンジンにトヨタのレース向けHVシステムを搭載している(ブルームバーグ)

「GR」ブランド、レーシングマシンと同じパーツ構成

 トヨタ自動車は12日、FIA世界耐久選手権(WEC)などレース活動を生かした、1000馬力ものパワーを発揮するハイブリッド車(HV)のスーパースポーツコンセプトを発表した。

 12日開幕した東京オートサロンで明らかにした。発表資料によると、コンセプトは2.4リッターのV型6気筒直噴ツインターボチャージャー付きエンジンにトヨタのレース向けのHVシステムを搭載、車全体としての出力は1000馬力に達する。

 トヨタが昨年設定した新たなスポーツカーブランド「GR」の名称を冠し、国内の代表的なスポーツカーとの比較では日産の「GT-Rニスモ」の600馬力、ホンダ「NSX」の581馬力、トヨタ自身の「レクサスLFA」の560馬力をいずれも大幅に上回る。WECに参戦しているレーシングマシンとほぼ同じ主要パーツで構成され、「究極のパワーと環境性能を両立した次世代のスーパースポーツカーを目指す」としている。

 WECは世界三大レースの一つとされる「ル・マン24時間レース」を含む耐久レースの選手権。車種やドライバーなどによって4つのクラスに区分され、トヨタが参加するクラスではメーカー系のチームはHVでの参加が義務付けられている。そのため、レースでの経験が先端ハイブリッド技術やEVシステムの開発に生かされるとしている。トヨタは17年、FIA世界ラリー選手権(WRC)にも18年ぶりに参戦した。

 トヨタの友山茂樹専務は、同コンセプトについて最先端のIT技術を駆使した安全で環境に優しいコネクティッドカーになる可能性が高いとしたうえで、「コストや安全性があるが市販車に落としていけるか勝負したい」と記者団に話した。

 トヨタは2030年に電動車を550万台以上とし、25年ごろまでにエンジンのみの車種をゼロにすると17年に発表。そのうちHVとプラグイン・ハイブリッド(PHV)は8割を占め、ハイパワー型やスポーツ型など多様なシステムを開発し、商品ラインアップを拡充するとしていた。(ブルームバーグ)

(2018/1/12 13:00)

自動車・輸送機のニュース一覧

おすすめコンテンツ

よくわかる3次元CADシステム  
SOLIDWORKS入門
-2017/2018/2019対応-

よくわかる3次元CADシステム  SOLIDWORKS入門 -2017/2018/2019対応-

今日からモノ知りシリーズ 
トコトンやさしい宇宙ロケットの本
第3版

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい宇宙ロケットの本 第3版

アグリカルチャー4.0の時代 
農村DX革命

アグリカルチャー4.0の時代 農村DX革命

シッカリ学べる! 
機械設計者のための振動・騒音対策技術

シッカリ学べる! 機械設計者のための振動・騒音対策技術

シリーズ ITソリューション企業総覧 
人工知能(AI)/IoT/ロボットを活用した産業別ICT導入事例がサクッとわかる本

シリーズ ITソリューション企業総覧 人工知能(AI)/IoT/ロボットを活用した産業別ICT導入事例がサクッとわかる本

関西で長く愛されている優良企業180選
継承と革新のひけつ

関西で長く愛されている優良企業180選 継承と革新のひけつ

Joint Media

PR

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

↓もっと見る

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

専門紙ヘッドライン

専門紙

↓もっと見る

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン