[ その他 ]
(2018/1/15 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発行する「型技術2月号」は、「高付加価値化する樹脂成形 〜事例に見る最新の技術アプローチ〜」を特集する。プラスチック製品の海外への生産移転が進み、国内企業には低価格化に加え、付加価値の高い製品を生み出す技術が求められている。そこで、複数材料の一体成形技術や微細転写技術など、プラスチック製品の付加価値を高める技術を、成形機器の機能やメーカーの開発事例・成形事例をもとに紹介する。
総論は、本間技術士事務所の本間精一氏が「樹脂成形の高付加価値化につながる技術動向」について述べる。印刷や塗装、メッキに代わり製品表面をさまざまに仕上げる加飾成形技術や、微細な凹凸やピアノブラックを実現する型面転写成形技術などの技術動向を俯瞰(ふかん)できる。
事例では、最新の射出成形機やホットランナーなどの機能と活用方法を紹介する。また、2色の樹脂を一体成形した自動車内装部品や、発泡シートを使い軽量化した中空体、超薄肉・超微細転写射出成形技術を応用して作製した導光板など、メーカーの開発事例・成形事例を取り上げる。
(2018/1/15 05:00)