ベンツ日本、Ｅクラスにオープンカー 安全運転支援を拡充

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メルセデス・ベンツ日本（東京都品川区、上野金太郎社長、０３・６３６９・７２００）は、中核車種のオープンタイプ「Ｅクラス　カブリオレ＝写真」を発売した。スポーティーさを強調したデザインに仕上げつつ、安全運転支援機能の拡充などにより利便性と安全性能を高めた。消費税込みの価格は７３５万円から。顧客への納車開始は３月頃の予定。

安全運転支援では、先行車との車間距離に加えて周囲の交通状況を常に監視することで操舵（そうだ）支援の作動状況を拡大したほか、自動による車線変更機能なども搭載。２４時間緊急通報などのテレマティクスサービスも全３モデルに標準装備した。

遮音性の高いアコースティックソフトトップを採用し、室内での高い静粛性を実現。前席には温風で首元を暖める機能なども装備し、「四季を通じてオープンドライブを楽しめ、世界最高の安全性と快適性を備えたモデル」（上野社長）に仕上げた。

また、新車購入者向け車両無料貸し出しサービス「シェアカー・プラス」も開始した。新車購入後３年間、ベンツの中から希望の車種を３回まで無料で週末に借りられる。

同社の２０１７年の販売台数は前年比１・２％増の６万８２１５台で、５年連続で過去最高を上回った。１８年は１０車種以上の新モデルを投入するなどし、１７年以上の販売台数を目指す。