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[ 科学技術・大学 ]
(2018/2/17 07:30)
国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金井宣茂宇宙飛行士は日本時間17日未明、宇宙船から外に出て作業する「船外活動」を行い、カナダ製ロボットアーム「カナダアーム2」(SSRMS)の部品の交換作業を完了した。米国人でリーダーのマーク・バンデハイ宇宙飛行士の作業をサポートした。
ISSでの日本人宇宙飛行士の船外活動は2012年11月の星出彰彦さん以来、約5年ぶり。船外活動ミッションでは、金井さんのように実際に船外で活動する宇宙飛行士だけでなく、ISS内から支援を行う宇宙飛行士や宇宙飛行士の作業を指示する地球の専門官との協力が不可欠。
今回、船外活動の経験を持つ星出さんが地上の専門官として金井さんの船外活動を支援した。
船外活動は宇宙飛行士が宇宙船外で行う活動を指し、構造物の組み立てや修理、科学機器の操作、写真撮影などを行う。宇宙服を着てISSの「エアロック」から宇宙空間に出た金井さんらは、部品交換のための作業を的確に行った。
(2018/2/17 07:30)