[ 新製品 ]
(2018/3/1 05:00)
日産自動車は28日、エンジンで発電した電力を使ってモーターで走る独自駆動技術「eパワー」を搭載したミニバン「セレナ eパワー=写真」を1日に発売すると発表した。同技術の搭載車種は、小型車「ノート」に続き2車種目。モーター駆動による高い走行性能や静粛性に加え、快適な運転操作を実現する機能も搭載し、ファミリー層の需要を取り込む。価格は296万8920円から。月間3000台以上の販売を目指す。
eパワーはガソリンエンジンで発電した電力を使い、モーターで走行する駆動技術。
今回、室内の広さや使い勝手の良さなどセレナの特長を生かしつつ、モーター駆動ならではのスムーズな発進、加速や高い静粛性を実現した。燃費はJC08モードで1リットル当たり26・2キロメートル。アクセルペダルのみで加減速を調整できるほか、新たに深夜時間帯などに静かに帰宅できるよう、バッテリーだけで走行する「マナーモード」機能なども搭載した。
また、高速道路の同一車線上での自動運転機能「プロパイロット」や緊急自動ブレーキなどの安全機能も装備する。星野朝子専務執行役員は「ミニバンの価値観を大きく変える車だと確信している」と自信を示した。
(2018/3/1 05:00)