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METI Journal×日刊工業新聞/内なる国際化(2)

(2018/3/14 05:00)

わが国の外国人留学生は2017年5月1日現在で26万7042人。前年同期比11.6%増で過去最多だ。政府は20年までに外国人留学生30万人を目標に掲げ、その達成も視野に入ってきた。留学生の中でも大学や大学院を卒業、修了した高度人材は、少子高齢化が進む日本では大きな戦力になり得るが、国内での就職率は3割程度。活躍の場を日本企業に広げていくことが欠かせない。

【優秀な学生が留学生だった】

  • 富士機械製造に2016年4月に入社したナラサンビ・アヌスヤさん

電子部品実装ロボット大手の富士機械製造(愛知県知立市)。13年以降、毎年のように外国人留学生が新卒で入社している。「留学生向けに特別な対応はしていない。優秀な学生がたまたま留学生だっただけ」と鈴木隆紀総務部部長。インドから留学し、16年4月に入社したナラサンビ・アヌスヤさんも、そんな1人。日本人学生と同様に夏休みのインターンシップ(就業体験)に参加し「仕事の内容や社風、先輩の人柄などから入社を希望した」。同期入社は30人、このうち留学生はナラサンビ・アヌスヤさんの他に中国からの留学生が1人いる。

【高速「実装ロボット」】

ナラサンビ・アヌスヤさんは13年10月に来日。インドのチェンナイ市出身で、高校、大学とエレクトロニクスを学んだ。IC回路設計を勉強するため名古屋工業大学大学院へ進学した。日本に留学していた旧知の先輩から「日本はモノづくりで優れている」と聞き日本を選んだ。ただ同じカレッジから留学を希望していた同期生で、日本を希望したのは1人だけ。圧倒的に人気があるのは米国で、英国、ドイツが続いた。ちなみに富士機械製造をインターンシップ先に選んだ理由は、高校時代の工場見学で、高速で電子部品を基板に組み付ける実装ロボットが最も印象に残ったためという。

【異文化で新しい発想】

大学院ではハウリング低減のアナログ回路を設計。富士機械製造ではAI技術の開発チームに所属する。製品に寄せられた課題をAIで解決できるよう研究を進めている。「まだ研究段階ですが、AIの開発競争に負けないように、自社商品に早くAIを組み込みたい」と意気込む。鈴木部長も「留学生は皆、目的意識を持ちアグレッシブ。異文化を持ち込むことで新しい発想が生まれるなど現場でも刺激になっている」とエールを送る。

*続きはMETIJournalでお読み下さい

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(2018/3/14 05:00)

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