[ 化学・金属・繊維 ]

CASE時代の素材産業(1)旭化成専務執行役員に聞く、EV用セパレーター事業

(2018/4/11 05:00)

素材各社は自動車産業に変革を迫っているCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)のうねりにどう対峙するのか。電動化は電池材料の需要急増につながる。一方で、シェアリングは自動車販売台数の縮小を招く可能性が高い。変革を見据えた事業戦略の巧拙が各社の明暗を分ける。関連事業の担当役員にその戦略を聞いた。初回は旭化成専務執行役員セパレータ事業本部長の高山茂樹氏。

   ◇

―世界首位のリチウムイオン二次電池用絶縁材(セパレーター)事業は増産に次ぐ増産です。

「2018年のセパレーター市場は車載用で15億―17億平方メートルで、民生を加えると25億―30億平方メートル(16年は約20億平方メートル)に拡大しそう。中国や韓国、日本の電池大手が現在、世界で工場建設を積極的に進めており、そこから本当に製品が出てくるのが20年頃だ。20年のセパレーター市場は車載だけで25億平方メートルで、...

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(2018/4/11 05:00)

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