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[ 機械 ]
(2018/5/9 05:00)
三菱重工業は8日、2020年度に事業利益率6・8%(18年度見通し同3・8%)を目指す3カ年中期経営計画を発表した。前中計が未達で終わり、掲げてきた売上高5兆円目標を据え置く。主力の火力発電事業の先行きは不透明。フォークリフトなど中量産品が当面の収益をけん引する。「持続成長軌道に入る第一歩」(宮永俊一社長)に位置付けるが迫力不足は否めない。
「財務基盤は健全な水準に到達し、企業統治改革もおおむね完了した」。会見で宮永社長が胸を張った数少ない成果だ。事実、有利子負債は2年連続で減少し、自己資本比率は33・3%(15年度30・5%)向上。新中計期間に合計1兆3200億円の営業キャッシュフローを創出し、9600億円を新規事業や生産性向上など成長投資に振り向ける。
巨額の損失を計上した客船事業は終わり、損失負担を巡り日立製作所と係争が続く「南アフリカの火力発電所の工事はピークを過ぎた」(小口正...
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(2018/5/9 05:00)
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