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開発の舞台裏 中小企業優秀新技術・新製品賞(12)優秀賞 インプリム

(2018/5/11 05:00)

情報共有をスマートに

  • 「プリザンター」の画面と内田社長

■Webデータベース「プリザンター」

「各自がやりたい仕事がスムーズにできるよう、スマートな情報共有ができないものか」―。インプリム(東京都中野区)は組織のコミュニケーションやマネジメントを円滑化するWebデータベース「プリザンター」を開発した。マネジメントに悩む管理職やその部下が対象だ。

「国産オープンソースのWebデータベースとして開発した」と内田太志社長は説明する。内田社長は約20年間、システムエンジニアとして金融系の大規模システムなどのプロジェクトマネジメントに従事していた。情報共有がうまくいかず、生産性が低下している現場を見た歯がゆい経験から、同ソフトウエアの開発のヒントを得た。

内田社長は開発を始めた当時、会社員だったことから「通勤電車に揺られている時間を開発に充てた」と振り返る。「プリザンター」は着々と積み重ねた努力の結晶だ。

同ソフトウエアは簡便性が特徴だ。プログラミングが不要で、タスク管理、問い合わせ管理、資産管理、ナレッジ管理など約300種類のテンプレートを活用し、画面操作だけで業務アプリケーションを作成できる。

横断的なキーワード検索やバージョン管理といった機能を持ち、従来の電子メールやエクセルでは行いにくかった情報共有の効率化を促す。また、ユーザーに快適な環境を提供する「Pleasanter UIエンジン」を搭載し、高速動作を実現している。

インプリムは2017年に設立。“マネジメント快適化”を経営理念に、現場の生産性向上を図るITサービス事業を展開している。17年に同ソフトウエアを本格的にリリースして以来、ダウンロード数は1万件を超えた。電機メーカーや地方銀行など幅広い業種から注目されている。中小企業から大企業まで企業規模も問わず役立つ。

今後の課題は販路開拓だという。内田社長は「19年にはパートナー企業を100社に増やしていきたい」と意気込んでいる。(茂木朝日)

(2018/5/11 05:00)

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