工場管理６月号／利益を生む変化対応力の鍛え方

• 

１９日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」６月号では「利益なき繁忙を食い止める変化対応力」を特集する。製造業における増産や移管、新規立ち上げなどあらゆる変化に迅速かつ柔軟に対応する「変化対応力」を向上させるための改善ポイントを提示する。

製造業は受注、売り上げ増加傾向にある。しかし、生産現場は人手不足と現場力低下に伴い多忙を極め、売り上げ拡大に見合う利益を確保できていないことが課題とされ、その一因は変化対応力不足にある。

特集では、変化対応力の管理指標を洗い出し、見える化手法を用いて生産プロセスとモノの管理の改善方法を指南。生産計画や納期管理、在庫管理などの管理システム、作業方法、レイアウト、運搬などの物的システムの二つの項目に分け、それぞれ問題点を抽出し、改善方向を示す。

また、利益を生み出し、それを企業発展の原資にするための方法として、収益管理の進め方も解説。収益構造に紐（ひも）付く目標を各部門に落とし込み、情報を見える化するマネジメント手法「ＶＭ（ビジュアル・マネジメント）」の考え方を紹介する。