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[ 科学技術・大学 ]
(2018/6/9 05:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」など地球低軌道での有人活動における事業アイデアの受け付けを始めた。きぼうを利用した有人宇宙拠点を活用した事業アイデアや将来の事業アイデアなど民間からの提案を受け付ける。JAXAはこれまでの有人宇宙活動での経験やネットワークなどを生かして提案者の事業化を支援し、民間の宇宙利用の拡大を目指す。募集の締め切りは8月8日。
8日の定例会見で山川宏理事長は「JAXAが10年間続けた『きぼう』での技術力やネットワークを提供し、民間との事業化を進めていく。今後、他のテーマの事業アイデアを提案してもらう機会を作りたい」と事業への意欲を示した。
JAXAが5月から始めた、民間などの事業者と設計段階から積極的に議論し新事業の創出を目指す共同研究開発プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ」(J―SPARC=ジェイ・スパーク)の一環。2024年度末までに10個の新事業の創出を目指している。
(2018/6/9 05:00)