[ ICT ]
(2018/8/1 15:00)
世界のスマートフォン市場で中国勢の台頭が鮮明になりつつある。4-6月(第2四半期)のスマホ出荷台数で、華為技術(ファーウェイ)が初めて米アップルを抜き、韓国のサムスン電子に次ぐ2位になった。市場調査会社IDCが発表した。
華為の出荷台数は前年同期比41%増の5420万台と、市場全体の16%を占めた。サムスン電子のシェアは21%で、アップルは12%。小米とオッポ(OPPO)が続き、トップ5に中国勢が3社入った。
IDC「ワールドワイド・モバイル・デバイス・トラッカー」のプログラムバイスプレジデントを務めるライアン・リース氏は「最近までほとんど無名だった市場に参入する能力に優れた華為の躍進は、控えめに言っても素晴らしい」とコメントした。
スマホ市場全体の4-6月期出荷は1.8%減の3億4200万台。2017年の年間出荷台数は0.3%減と、数年ぶりに前年割れに転じていた。(ブルームバーグ)
(2018/8/1 15:00)