[ トピックス ]

台風21号/企業動静 ホンダほか

(2018/9/6 05:00)

●子会社再開

ホンダは台風の影響で4日は停止した鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)、子会社のホンダオートボディーの工場(三重県四日市市)の操業を5日再開した。

●八尾事業所再開

シャープは液晶パネルは船舶輸送が中心のため、関西国際空港閉鎖による輸送の影響は小さいという。4日に休業した冷蔵庫製造などを手がける八尾事業所(大阪府八尾市)は5日、生産を再開した。

●「築港」終日停止

日立造船は本社、舞鶴工場(京都府舞鶴市)は通常勤務。堺工場(堺市西区)は交通機関が復旧次第、操業開始予定。築港工場(大阪市大正区)は交通機関停止のため、5日は終日操業停止とした。各拠点とも生産設備などへの大きな影響はなかった。

●12日に全面稼働

住友ゴム工業はタイヤや医療用ゴム部品を製造する泉大津工場(大阪府泉大津市)の屋根、窓ガラスやシャッターが破損した。4日14時に操業停止、従業員は社内の安全な場所に避難した。5日、医療用ゴム部品は生産を再開したが「建屋の損傷が大きかったタイヤは7日から一部で生産を開始、12日に全面稼働する」(広報)。

●ライン影響なし

クボタは本社や各製造拠点で人的被害や生産ラインなどへの影響がないことを確認した。「部品調達や物流の影響は調査中」(広報室)としている。

●影響なし

ヤンマーは本社や各製造拠点で人的被害がないことや生産設備などへの大きな影響がないことを確認した。

●影響なし

シマノは堺市堺区の本社敷地内の樹木が倒れた程度で、台風21号による被害は特になくサプライチェーンの影響も出ていないとしている。

●海外向け遅延

ディスコは4日午後から関西国際空港が使用できなくなった状況を受けて、半導体製造装置や同装置で使う消耗品・部品について、海外向け出荷分の一部に数日程度の納品遅延が発生する見込み。

●2工場で点検

栗本鉄工所は堺工場(堺市西区)と住吉工場(大阪市住之江区)で施設点検のため5日の操業を停止した。「各工場ではガラス割れやシャッター破損はあるが、操業に大きな影響はなし」(総合企画室)としている。

●通常通り稼働

島精機製作所は4日に社員を自宅待機としたが、5日は和歌山市の本社敷地内で倒木や一部で雨漏りがみられるものの、工場は特に停電もなく通常通り稼働している。一部、出社できていない社員がいるが人的被害はない。一方、取引先や交通インフラの影響で、同社への部品の納入が多少遅れる可能性があるとしている。

●製品出荷に遅れ

バンドー化学は自動車や産業機械向け伝動ベルトを製造する南海工場(大阪府泉南市)が4日13時半に操業停止し、5日正午時点でも一部稼働を見合わせている。工場建屋の屋根やガラスが破損しており、復旧作業を進めている。「製品在庫や生産設備に大きな被害はなかった」(広報)としているが、道路渋滞により、製品出荷に遅れが出ている。

●「堺」で浸水

三菱マテリアルは銅加工品の生産拠点である堺工場(堺市西区)が浸水被害を受け、4日夕方から操業を止めている。操業再開の時期は調整中。また四日市工場(三重県四日市市)では多結晶シリコンの製造設備の一部が台風の影響で故障したが、「来週早々にも復旧の見通し」(広報室)としている。

●グループ被害なし

住友金属鉱山はグループ会社を含めて生産設備の台風被害はないことを確認した。ただ、子会社の住友金属鉱山シポレックス三重工場(三重県亀山市)では、台風による道路被害を考慮し、5日と6日の出荷を取りやめた。7日以降の出荷は道路状況の回復を見て判断する。

●一部で設備破損

JXTGエネルギーは堺製油所(堺市西区)の一部設備が強風で破損したが、操業に影響は出ていない。

●トラック複数横転

センコーグループホールディングスは大阪府泉大津市の物流センター敷地内に駐車中のトラックが複数台横転した。近畿圏内の複数の物流倉庫の屋根がめくれて雨漏りがしているなど、施設への被害が出ている。従業員にけがはない。関西国際空港が使用できなくなった影響についてはまだ把握できていないという。

●230店休業

ユニー・ファミリーマートホールディングスは5日10時現在、大阪府や兵庫県にあるファミリーマート230店舗を休業した。停電による影響で、一部店舗は浸水の被害も出ている。再開のめどは立っていないという。

●初期設定作業

下西技研工業(大阪府東大阪市)は磁石製造子会社の本社工場(和歌山県岩出市)で自転車置き場の屋根が剥がれるなどの被害が出たが、生産設備への影響はなかった。ただ、計測器類が通電状態で4日に一時停電したことから、信頼性確保のために初期設定し直す作業に追われた。

●自宅待機を指示

音羽電機工業(兵庫県尼崎市)は5日は鉄道の運休や停電のため、前日の臨時休業に続いて一部の社員に対し自宅待機を指示した。「事業再開の日時は未定」(総務課)としている。

●基板組み立て停止

大日電子(兵庫県尼崎市)は5日も停電のため前日午後に続きプリント基板の組み立てを停止した。社員は全員出社し、出荷作業や被害状況・設備の点検などに取り組んだ。

●代替輸送検討

ニチコンは電子部品などの出荷で活用している関西国際空港と大阪港、神戸港などの被災・稼働状況を確認した。関空からの出荷分については、成田空港と羽田空港を使って代替輸送する方向で輸送会社と調整に入った。

●順次再開

JFEスチールはステンレス圧延工場(兵庫県西宮市)と軽量形鋼工場(神戸市東灘区)がともに冠水し、操業を停止した。西宮では排水設備の一部、神戸では電気設備に異常が見つかったが、西宮では生産ラインを順次再開し始めた。

●3生産拠点被害

日新製鋼は堺製造所(堺市西区)と大阪製造所大阪工場(大阪市此花区)、同神崎工場(兵庫県尼崎市)の建屋が被害を受けた。強風で屋根や壁、シャッターが破損し、堺では一部のラインを停止した。順次再開しつつあるが、全面復旧の時期は見通せないという。

●一部ライン停止

新日鉄住金は和歌山製鉄所(和歌山市など)と名古屋製鉄所(愛知県東海市)の工場の一部で生産ラインを停止した。主に被害を未然に防ぐための予防的措置で、操業を順次再開しているが、生産に多少の影響が出る可能性があるとしている。

●代替輸送検討

オムロンは関西国際空港経由の制御機器や電子部品の出荷、部材の調達などで、それぞれ製品ごとで代替輸送の検討に入った。

●関空に半導体装置

SCREENホールディングスは輸出する半導体製造装置向けの部品が関西国際空港にあることを確認したが、どのような状態かは未確認。今後の輸送も含め、状況の確認を進めている。

(2018/9/6 05:00)

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