関空、あす国際線も再開へ Ａ滑走路見通し「1週間以内」

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  会見する山谷佳之関西エアポート社長（７日、時事）

関西エアポート（大阪府泉佐野市、山谷佳之社長、072・455・2103）は７日、台風21号による高潮などの影響で閉鎖していた関西国際空港を部分的に再開し、国内線の運航を開始した。

再開したのは、格安航空会社（ＬＣＣ）のピーチ・アビエーションと日本航空の２社による計19便。ピーチは関空発成田行き、釧路発関空行きなどの17便、ＪＡＬは羽田―関空間の２便。全便とも２本ある滑走路のうち、被害が少ないＢ滑走路を使用した。

山谷佳之関西エアポート社長は７日会見し、国際線は「Ｂ滑走路を使用して８日にも運航を再開したい」との意向を明らかにした。浸水被害が大きいＡ滑走路と第一ターミナルは「一週間以内に再開する」見通し。貨物便再開の見通しは立っていない。空港内の商業施設も７日、一部の店舗を除いて営業を再開した。