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[ 商社・流通・サービス ]
(2018/9/20 13:30)
米アマゾン・ドット・コムはレジのない新しいタイプの店舗「アマゾンゴー」を数年内に最大3000店をオープンさせる計画を検討中だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。積極的かつコストがかさむ事業拡大で、セブン-イレブンのようなコンビニエンスストアやサブウェイ、パネラ・ブレッドといったサンドイッチショップ、小さなピザ屋、タコスを売る移動販売車にとって脅威となる可能性がある。
ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)はアマゾンが実店舗での買い物体験を新たに考案する際に、慌ただしい都市部でのランチの時間の浪費をなくすのが最善策だと考えている。
ただ、セブン-イレブンのように新鮮な総菜や種類が限られた食料品を販売するコンビニか、英国に本拠を置く「プレタ・マンジェ」のように急いでいる人が短時間で食事を取れる店舗がいいのか、最も良い店舗の形態をまだ実験している段階だ。関係者の1人が語った。アマゾンの広報担当者はコメントを控えた。
同社は2016年、シアトルにある本社近くにレジのない初の店舗をオープンした。その後、シアトルでさらに2店舗、シカゴで1店舗の開設を発表している。
(2018/9/20 13:30)