プレス技術１１月号／塑性加工に活かすＩｏＴ

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日刊工業新聞社が６日発売するプレス技術１１月号は、「塑性加工に活かすＩｏＴ」を特集する。プレス加工や板金加工の生産性向上、高精度化への要求を背景に進む塑性加工業界のＩｏＴ（モノのインターネット）の現状と効果的な活用、導入に向けた取り組みなどを紹介する。

特集ではＩｏＴを塑性加工へ応用することで新たな加工技術の可能性についての見取り図を提示する。大学、研究所、企業で取り組まれている事例を中心に加工モニタリング、加工支援、プロセスの見える化など各種センシング技術やＩＴを活用した先進的な取り組みを解説。中堅・中小企業への普及を意識したＩｏＴスタータキットやタブレットなど既存のツールを工夫する例など導入のヒントを提示する。

産業界のＩｏＴへの関心が高まる中、プレス加工などの塑性加工では金型構造や被加工材の変形などからＩｏＴの活用が難しく、本格的な導入に向けた取り組みが始まったばかり。昨年からは日本鍛圧機械工業会と日本塑性加工学会が連携した産学協同の研究などもスタートしている。