[ 政治・経済 ]

【電子版】香港空港から珠海まで45分、世界最長の海上橋「港珠澳大橋」で開通式

(2018/10/23 14:00)

  • 香港とマカオ、中国広東省珠海市をつなぐ世界最長級の海上橋「港珠澳大橋」(22日、AFP時事)

中国本土と香港・マカオを一体化

【香港=時事】香港とマカオ、中国南部の広東省珠海市をつなぐ世界最長級の海上橋「港珠澳大橋」の開通式が23日、行われた。香港のテレビによれば、珠海で開かれた式典には習近平国家主席や韓正筆頭副首相らが出席した。一般車両の通行は24日に始まる予定。

 式典で韓副首相は「大橋の開通は3地区の相互協力に大きな意義を持つ」と強調。最後に習主席が開通を宣言した。

  • 建設中の接続道路を含め、最終的には全長55キロメートルまで延伸される。広東省と香港、マカオの3都市を含む巨大ベイエリアの経済規模は1兆ドル規模に拡大すると予想されている(時事)

 橋は2009年に着工。香港国際空港に近い香港の出入境管理施設からマカオと珠海の入管施設のある人工島を結ぶ41.6キロメートルの区間が、先行して完成した。建設中の接続道路を含め、最終的には全長55キロメートルまで延ばす計画。

 施設の間を運行するシャトルバスの運賃は片道65香港ドル(約940円)から。香港政府によると、香港空港から珠海までの所要時間はこれまで陸路で約4時間だったが、45分に短縮される。

 「一国二制度」を掲げる香港、マカオと中国本土がつながることで、人やモノの流れが活発になることが期待される半面、中国の影響力が一段と強まりそうだ。

(2018/10/23 14:00)

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