[ ICT ]

【電子版】アップル、中国スマホシェア4位に転落 10-12月出荷20%減

(2019/2/12 05:00)

  • 中国・上海市内のアップルストア(18年11月、上海=ブルームバーグ)

 米アップルの昨年10-12月の中国スマートフォン出荷は20%減と大きく落ち込んだ。世界最大のモバイル機器市場である中国で、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)など地場メーカーとは対照的に低調が目立った。

 調査会社IDCの11日のリポートによると、中国全体のスマホ市場は10-12月に9.7%減。アップルの減少幅はその約2倍となった。IDCは景気減速や買い替えサイクルの長期化、「iPhone(アイフォーン)」価格の高さがアップルの出荷減少の要因になったと分析。市場シェアは華為とOPPO(オッポ)、Vivo(ビボ)に次いで4位にとどまった。

  • 中国スマホ市場シェアと出荷台数(前年比)。2018年10-12月期にAppleとXiaomiはスマホ出荷が20%超の大幅減となった(出展:IDC/ブルームバーグ)

 スマホ業界ではイノベーションの乏しさから、かつてのような頻度で端末を買い替えることは少なくなっており、アップルや韓国のサムスン電子など各社は、頭打ち気味となっている世界のスマホ市場への対処を余儀なくされている。特にアップルは華為など中国地場メーカーの台頭にも対応しなければならなくなっている。中国の大手家電小売店はこの数カ月で最新のアイフォーン価格を最大20%引き下げており、アップル製品では異例の動きも出ている。

 IDCによると、華為の出荷台数は10-12月に23.3%増加した。孟晩舟最高財務責任者(CFO)がカナダで拘束され、米国が同盟国で次世代ネットワーク機器の販売阻止に動くなど逆風下でも堅調だった。

 IDCのシニアアナリスト、ワン・シー氏はリポートで2019年の中国スマホ市場の環境はあまり楽観的ではないように見えると指摘した。(ブルームバーグ)

(2019/2/12 05:00)

ICTのニュース一覧

おすすめコンテンツ

わかる!使える!熱処理入門
<基礎知識><段取り><実作業>

わかる!使える!熱処理入門 <基礎知識><段取り><実作業>

成功する医療機器開発ビジネスモデル
ゼロからの段階的参入でブレイクスルーを起こす

成功する医療機器開発ビジネスモデル ゼロからの段階的参入でブレイクスルーを起こす

おもしろサイエンス 
熱と温度の科学

おもしろサイエンス 熱と温度の科学

今日からモノ知りシリーズ 
トコトンやさしいレーザ加工の本

今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしいレーザ加工の本

2019年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2019年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次「筆記試験」「口頭試験」合格必携アドバイス 第2版
先輩合格者が合格するための秘訣を親身に解説!<2019年度改正対応>

技術士第二次「筆記試験」「口頭試験」合格必携アドバイス 第2版 先輩合格者が合格するための秘訣を親身に解説!<2019年度改正対応>

PR

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

↓もっと見る

ソーシャルメディア

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

↓もっと見る

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

専門紙ヘッドライン

専門紙

↓もっと見る

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件、無料登録会員は最大30件の記事を保存することができます。

会員登録/ログイン