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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/3/25 13:00)
【ニューヨーク=AFP時事】複数の業界筋は23日、米航空機大手ボーイングが同社の新型機「737MAX8」の失速防止システムに関する改修措置を完了したと明らかにした。昨年10月に189人が死亡したライオン航空の同型機事故で、同システムが原因となった疑いがある。
複数の業界筋は、ボーイングが米ワシントン州の工場でアメリカン航空、サウスウエスト航空、ユナイテッド航空の幹部や操縦士らに対し、今回の改修措置を説明すると指摘。アメリカンとサウスウエストの操縦士が23日にシミュレーターテストを行うと明らかにした。
業界筋はAFP通信に対し「ボーイングは既に(737)MAXの必要な改修措置を完了した」と語った。取扱説明書や操縦士の訓練用マニュアルの更新も終えているという。
737MAXで27日説明会 ボーイングがパイロットらに情報提供
【ニューヨーク=時事】米ボーイングは24日、墜落事故が続いた新型旅客機「737MAX」シリーズの運航再開に向けた取り組みの一環として、27日に米ワシントン州レントンで情報提供のための説明会を開くと発表した。
説明会には、航空会社のパイロットや技術者、規制当局者ら200人超を招いているという。同社は「737MAXのソフトウエアや操縦訓練の改定について、顧客や当局と緊密な連携を続ける」と強調した。
(2019/3/25 13:00)