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【電子版】シンガポール航空、ボーイング787を2機運航停止 ロールスロイス製エンジン不具合

(2019/4/2 16:30)

  • ロールス・ロイスの「トレント1000 TEN」エンジン(17年6月、パリ=ロールス・ロイス提供)

 シンガポール航空は定期検査中に一部エンジンのブレード部分に極めて早期の劣化があることが判明したとして、保有するボーイング787-10について2機を運航停止にした。

 同航空が2日発表した資料によれば、787に搭載されているロールス・ロイス・ホールディングス製のエンジン「トレント1000 TEN」が特定され、予防的な検査が行われた。ロールス・ロイスとも協議したとしている。

 シンガポール航空は787-10の全エンジン検査を完了。傘下の格安航空会社スクートが持つ787-9の1機に関する残りの検査を3日までに終えるとしている。運航を停止した2機はエンジンを交換する。(ブルームバーグ)

(2019/4/2 16:30)

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