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[ 商社・流通・サービス ]
(2019/6/23 05:00)
【ニューヨーク=時事】米デルタ航空は20日、大韓航空を中核とする韓国の財閥、韓進グループに出資したと発表した。出資比率は4.3%で、規制当局の承認が得られれば将来的に10%まで増やす方針。大韓航空との連携を強化し、成長が期待できるアジア太平洋路線の拡大を狙う。
出資額は非公表。デルタと大韓航空は昨年、太平洋横断路線での共同事業を開始し、米国の290以上の都市、アジアの80以上の都市を結ぶ共同運航便などを提供している。両社はいずれも航空連合「スカイチーム」に属する。
デルタは、前身のノースウエスト航空時代から成田空港をアジアのハブ空港と位置付けてきたが、大韓航空との提携に伴い、最近はソウル・仁川空港への移転を加速させている。
(2019/6/23 05:00)