[ 政治・経済 ]

【電子版】米宇宙軍、正式に発足 11番目の統合軍

(2019/8/30 10:30)

  • ホワイトハウスで行われた米宇宙司令部の設立式典で会見するトランプ大統領(8月29日、ワシントンD.C.=ブルームバーグ)

【ワシントン=時事】米軍内で宇宙領域での軍事活動を統括する宇宙軍が29日、正式に発足した。戦略軍などと並ぶ11番目の統合軍になる。中国やロシアが宇宙の軍事利用を活発化させる中、「宇宙空間における優位性の維持」(レイモンド宇宙軍司令官)を目指す。

 ホワイトハウスで宇宙軍発足式典を開催したトランプ大統領は「米国の安全保障にとって宇宙の重要性を認識した歴史的な日だ」と強調した。

 レイモンド司令官は29日、国防総省で記者会見し「宇宙空間における脅威の拡大や複雑化は現実のものだ」と指摘。主に中国とロシアが米軍の宇宙利用を阻む能力を開発していると名指しし「宇宙軍はこうした脅威に対して優位性を保つために不可欠だ」と述べた。

  • 宇宙軍発足式典での(左から)レイモンド宇宙軍司令官、トランプ大統領、ペンス副大統領、エスパー国防長官(8月29日、ワシントンD.C.=ブルームバーグ)

 その上で、最大の任務は「宇宙での軍事衝突を抑止することだ」と強調。日本など同盟国との連携を強めつつ、能力強化を図ると語った。

 宇宙軍は1985年に設置されたが、2002年に戦略軍に吸収された。宇宙における戦略的環境が変化する中、再び独立した統合軍を求める声が高まっていた。

 トランプ氏は将来的に、陸海空軍などと並ぶ6番目の軍種としての宇宙軍創設を目指している。ただ、これには議会の承認が必要で、多額の費用が発生するなどの懸念から反対する声が根強く残っている。

(2019/8/30 10:30)

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